希美ログ

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自分を好きになる

突然ですが、最近、宗教関係者に間違われました(笑)
「つぼ売られるかと思った」「変わってるよ」というお言葉を頂き(笑)
「そんなに変わってるかなぁ」と思いつつも、その人との会話はとても楽しかった。

そんなこと言われたのが生まれて初めてだったので貴重なご意見だなぁと思って
しっかりその方の感じたことなんかをなるべく邪魔せずに聞かせて頂いたのですが、
自分が感じたそういったことをきちんと伝えてくれるその人は
とても素直で正直な人だなと、私も素直にそう感じたのでありました。

私は沖縄のアメリカ病院で生まれました。
なので生まれた時「洗礼」を受けたのだそうです。
それを知ったのは26歳くらいの時でした。
母がふと思い出したように話してました。
「そうかぁ。洗礼なんてしてもらったことがあるんだ。面白い。」と思いました。
それを26年も経って話す母がもっと面白い。
経験として覚えてないのは残念(笑)

そういえば、京都に住んでいた時通った幼稚園はやはりキリスト関連で
クリスマスのこの時期にイェス様の誕生の劇をしたことを覚えています。
人前では控えめだった私は2番星か3番星の役でした。

家の母方の祖父は、長女が亡くなったのをきっかけに姓名判断の勉強をし、
当時は勤めていたのですが、その傍ら人生相談の仕事も始めました。
最終的には勤めを辞めて、死ぬまで人生相談の仕事で食べていました。
自己流で勉強し、祖父の家には色んな所に神様(と、当時私は認識していた)が祀られ
休みで長期間滞在すると、朝から祖父が色んな場所で大きな声でお経を唱えているのを
当たり前に、側で見て、そのことを当たり前に、感じていました。

祖父は腎臓を悪くしたことで亡くなったのですが、亡くなるまでしていた治療のため
体がかゆくて仕方なかったみたいです。
私はたまにしか会えなかったので、祖父が来ると何時間でも体をかいてあげてました。
そんな、高校生だった私に
「じいちゃんの一ヶ月のお小遣い」と言って1000円すべてをくれた祖父。
大好きな祖父でした。

般若心経の心地よい響きが大好きで、祖父が唱えているのを聞いて
いつの間にか覚えていました。小学校1年生の時でした。

京都に住んでいた時は休みとなれば毎週、神社やお寺に連れて行かれ
子どもながらにその空間が大好きでした。

道ばたにあるお地蔵様にもとても興味を持ち、必ず手を合わせて通る通学路。
当時は車でも電車でも、景色の中にお墓を見ると通り過ぎる間は手を合わせました。
誰に言われたわけでもない。
ただ子供心に「そうしたい。そうしなきゃ。」となぜか思っていた。

高校はプロテスタント。毎朝朝礼と終礼で聖書の一節を読み、賛美歌を歌う。
聖書の時間なんていうのもありました。
教会へは‥‥高校に通った3年間でたった1度。強制されて行ったなぁ。

うちは、家族も私も無宗教です。お葬式は?となったとして強いて上げれば真言宗。
一般的な日本人ですね。

神社も大好きで、家の近くにある小さな神社や駅の方にある少し大きめの神社にも
夕方までの間で時間がある時はたまに挨拶に行きます。
行きたいから行くだけで、私的にはご飯を食べるくらい「当たり前」のこと。

私は基本的に心に垣根がありません。
以前はそれでも今より疑いの気持ちだとか、偏見を持っていたと思います。
ただ今は基本的にありません。
「宗教」という言葉にも偏見はありません。
私の中では「宗教」というのは「怪しいもの」をさしている言葉ではないから。
宗教は宗教です。
そして怪しいものは怪しいものです。
それは決してイコールにはならない。少なくとも私の中では。

私は「団体」に必要以上に興味を持つことはありません。
私が興味を持つのはあくまでも「個人」「その人」です。
その人の生き方。感じ方。広さ。関わり方。
ただ、その「個人」が集結して「大きな力」になる事には興味があります。

大企業に勤めている人に興味があるわけでもなく、
大女優に興味があるわけでもなく、
年上だから、年下だから「こうだ」と思うわけでもなく、
お金がある人に興味があるわけでもない。

「その人」に興味を持てば、
その人が年上だろうが年下だろうが
大企業に勤めていようがフリーターであろうが
信仰心があろうがなかろうが
男性であろうが女性であろうが
そんなことは一切関係ないと思っています。

私にとって「感覚」はとても大切なもの。
今は以前よりもずっと大切だと感じています。
芝居をする上でも、生きる上でも、「感覚」は大切。

目に見えるから、見えないからじゃない。
ただ、自分が「楽しい」と感じたり、「嬉しい」と感じたりする方向に進んでいたい。

「悲しい」「悔しい」も含めて、「おいしい」「心地いい」「楽しい」「嬉しい」
いろんな感覚を味わって生きていたい。
そのためにも人と関わって生きていきたい。

ついでにちょっとお知らせ。
私が今、直感で「楽しい」「面白い」と思って参加している企画です。
地球村代表の高木さんと、映画「107+1~天国はつくるもの~」を撮った
てんつくマンのコラボレーション。
来年1月20日(土)に東京は練馬で開催されます。
私はいつも舞台に出る側だけど、今回は裏方。スタッフしてます。

興味があれば連絡下さい。
二人の対談。面白いから載せます。

こちらがイベントの詳細です。
「動けば変わる」

こんな私って、やっぱり怪しい?
でもね、楽しいのが一番です。
誰の心でもない自分の心が喜ぶことを
これからもどんどんやっていきたいし
そうやって生きていたい。
演じることも、歌うことも、書くことも、話すことも、
自分の「笑顔・笑声・笑心」に繋がっている。
色んな繋がりを感じて生きている今、
私はめちゃめちゃ幸せですよ。
心から感謝。
生きてることが、まず幸せであります。
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by sawakichi3 | 2006-12-24 20:13 | 気付き(覚え書き)

あらわれ

恵比寿へ向かう駅までの道。
いつもは自転車だけど、
今日は帰りも遅くないし夕方から雨の予報だし、
朝は気持ちよく晴れているし… という事で歩いて出かけた。

朝出る時は近くの公園に必ずベンチに座っているおじさんがいて
そのおじさんに「おはようございます」と声をかけるのがいつの頃からか日課になった。
ご近所のわんちゃん達にもちょっかい出していく。楽しい。

随分前からたまにお見かけしていたのだけれど、
朝、一人で駅に向かう白い杖のおじさんがいる。
前に一度、道の真ん中にいらした時があったので声をかけた事がある。
でもたった一度だけ。気になりながら追い越したりしていた。
いつもどうどうとしっかり歩いていらっしゃる。

去年のちょうど今頃、視覚障害をもった社長が運営している会社「アメディア」の
アメディアフェアという催し物で司会をさせて頂いたのをきっかけに
視覚障害を持った方との交流をさせて頂いた。
そんなこともあって、お手伝い出来る事があれば何かしたいな…と思いつつ、
あまりお節介しすぎるのも…と自分の中で多少葛藤しながら一年。

今日は久しぶりにお見かけした。交差点の信号待ち。
青に変わったところで、自転車に乗ったおばさんが「青になりましたよ」と声をかけていた。
素晴らしいなぁ。気持ちいいなぁと安心して通り過ごしてふと見ると、
白い杖のおじさんは随分斜めに進んでいるようだった。

心の葛藤が入るすきなく体が反応。

腕をとりながらお声かけしていい位置まで行ったところでおじさんの方から
「このまま進まれるようでしたら一緒に行って頂けますか」と言って下さった。
言うが早いかおじさんは私の肩に手をかけて斜め後ろを歩いてる。もうそんな体勢。
一瞬緊張してしまって「え!あ、はい!」

人より前を歩いて誘導するなんてことがあまりないため緊張しました。
私が右にいた方がいいのかな、左がいいのかな…
なんてない頭で色々考えてしまいましたが結局ない頭だったのであまりよくわからず(笑)
おじさんもなれた感じで私をむしろ押しつつ歩いていたのでもう考えるのをやめました。

考えるのをやめたら楽になりました。
今まで遠巻きに見ていただけだったけれど、おじさんの名前とか、住んでるところとか、
昨日線路に落ちた話とか…

そんな風に見えなかったけど、「怖い」とおっしゃっていました。
普通に想像すればそりゃそうですよね。見えない状態で歩くなんて危険がいっぱい。
怖いに決まっていますよね。
おじさんが「また機会があったら駅まで一緒に行って下さい」と言って下さって嬉しかった。
去年アメディアフェアでいい経験させて頂いた!と思ってから一年。
ずっと気になっていたおじさんとお知り合いになれてよかった。楽しかった。

電車で隣に座ってた女性が風邪で咳がコンコン。
飴をいっぱい持っていたので渡したかったんだけど…
怪しい人に思われるかなぁと思って躊躇しました。

でも。なんか。
怪しい人でいいか。
ない頭で考えても答えは見つからないから。
だったら笑って「はい」と渡してしまえ。
そんな社会がいいな。よし。私はそんな社会をつくろ。
一人一人が作っている社会。現実。
確実に言えること。
私たちの意識が、今それぞれの目の前に広がっている。
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by sawakichi3 | 2006-12-13 23:35 | 気付き(覚え書き)

包み込まれる

昨日の冷たい雨と天気予報を吹き飛ばし、関東地方ほんじつ快晴。

今日は静岡のとある神社へ参拝に。
小淵沢やお伊勢参りなど、いつも一緒にいく友人3人。プラスワン。
この3人が動く時、いつも急に誘われてくる人が1人いる。
この3人の誰かの友達…とか、職場の仲間…とか。
今日のプラスワンは友ちゃんのお兄さん。
友ちゃんの実家がこの近くで、今回はお兄さんが急な誘いにのってくれたもよう。

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これは本日私となやっちを運んでくれたこだまくん。
「ぷらっとこだま」というプランで
行き帰りにワンドリンクがつくサービスですが…
目的の掛川駅には使えなかったこのプラン
使い方には要注意です。
でもそのお陰で、品川の駅で親身になって
動いてくれる職員さんに出逢えました。





掛川に友ちゃんとお兄さんが車で迎えに来てくれてさっそく目的地へ。
そもそもなやっちが何となく立ち寄った東京の店で
何となく置いてあった絵馬に心惹かれたことから始まった今回の静岡行き。
地元の人でも知らない人がいるこの神社。どんだけちっさい神社やねん!
と、突っ込みながら笑いながら4人の道中は始まりました。

「目的地周辺です。ナビを終了します。」と言って音声案内がとぎれた。
ナビの「G」の字が指し示す先にあるのはどう見ても普通の民家とビニールハウス。
ここは田んぼのど真ん中…

道しるべもなく困った私たちは目にとまった酒屋さんに助けを求める事に。
友ちゃんが下りて道を聞きに行く。 
…っていうか車を止めたまさにその場所に神社への看板が立ってた(笑)
酒屋のご夫婦にさらに丁寧に道を教えて頂き、いよいよ目的の神社へ。

車の両端が挟まって動かなくなるのではないかと心配になるほど狭い道を抜けると
姿を現すちょっと近代的な鳥居。
期待を裏切らないほど小さな神社。でもここで頂いたものは大きい。

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小さな空間にある色んなものに反応している間に一台の車が止まった。
「宮司さんだったりして…」というなやっちの一言に「まさかぁ(^^)」
車から出てきたのはとてもフレンドリーなおじさん。
にこやかに放つ「こんにちわ」
観光の方?地元の方?

「もしかして、宮司さんですか?」
「そうですよ。電話もらったから。(にこやか)」

  … デンワ?? 

「酒屋さんだーーー。」
酒屋さんのご夫婦が宮司さんに電話してくれたんだ。
えーー。そんな感じなんですか。
なんて素晴らしい地域なんですかここは。

そしてこの気さくな宮司さんは、「どうぞどうぞ上がって下さい」と
通常お祓いの時しか入れないような、神聖な空間へと招き入れて下さった。
この神社は「3年分の願いを叶えてくれる」神社。
しばらくその空間で、神様が祀られている場所と向き合い、心の対話をしたり瞑想したり。

何とも心地いい風が吹き抜ける。
コートも着ていないのに、風も吹き抜けるのに全然寒くない。
なんて「気」のいい場所なんだろう。
そもそも「気」のいい場所に建てられているものなんだろうな。

静かな、おだやかな時間を過ごして振り返ると宮司さんが話し始める。
ずっと何も言わず、その場所で待っていてくれていた。

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振り返って見えた景色。

ここには竜神さまがいるらしい。
そして誰でもが来られる場所でもないらしい。
時には、ただ通りすがりの人が
強く引き寄せられて来てしまうらしい。
そして願いは本当に叶えられるらしい。





宮司さんは色んなものを惜しげもなく私たちにくれた。
神社の裏山でとれる梅で作った梅干し。サイダー。清めの塩。人形(清めのためのもの)。
梅干しは、ちゃんとパックに入っていて売れるようなもの。無添加でとってもおいしかった。

風の吹き抜ける場所にどれくらいいただろうか。
宮司さんとの心地いい会話は穏やかに続いていく。
なんの垣根もなく神聖な場所に招き入れてくれるのも、神様が喜ぶからなんですって。
そしてその宮司さんの口から出る言葉には優しさとぬくもりがたくさんつまってた。
「この人こそが神様だったのかもしれないね。」と、あとで4人で話した。

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上がらせて頂いた神聖な場所。
「写真撮らせて頂いても…」の言葉にも
「どうぞどうぞ。(にこやか)」
この反応。



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これは表にある「亀石」
祀られてるし囲ってあるし …でも…
「さわってもいいですか?」
「あぁ、どうぞどうぞ。(にこやか)」






電話が入って忙しくなったのであろう宮司さんは、
忙しいそぶりも見せずに最後までゆったりと私たちを見送ってくれた。
そしてなぜか別れる間際に「ようこそ」と言ってくれた。
それは、新幹線の中で素晴らしい天気に感動して
「ようこそって言ってくれてるみたいだね。」
と言った自分の言葉と重なって心に響いた。

小淵沢の水木鈴子先生のいる場所同様、
また帰りたくなる場所だった。

この神社で神様の場所と向き合って願いを心に浮かべている時頂いた言葉。
「思いはすべて実現する」
パワーしっかり頂きました。ありがとうございました。感謝。合掌。

「近くの小國神社へも連れて行ってあげようかと思うんです」という友ちゃんの言葉に
「あぁ。是非いってらっしゃい。行った方がいいですよ。」と宮司さん。
宮司さんにお別れを言って、ついた小國神社。
そこはそこでまたとても素晴らしい「森」の神社。
凛と立つ立派な木が生い茂り、やはり気持ちのいい「木の気」を感じる。

ほんの4時間半の短い掛川滞在。
でもなんて充実した一日。
帰りのこだまではぐっすり眠ってしまいました。

あ。その小さい方の神社にはテントウムシがいーーっぱいいましたよ。
幸せな一日。今日も、すべてはうまくいっていました。
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by sawakichi3 | 2006-12-10 23:20 | 旅行&自然

バーゲン

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読みにくいですが…
「岩本町・東神田ファミリーバザール」
と書いてあります。

朝、母が
「秋葉原で色んなものが安く売ってる」
という情報をテレビでやっていたと。
あまり乗り気ではなかったのですが
パソコンでちょっと見てみたら
問屋街のバーゲン。
ちょうどお休みでもあり、
父も今朝会社の旅行に行ってしまったこともあり、試しに行ってみようかということで行って参りました。



地下鉄からの階段も、「こんなに運動出来てツイてるね。」
という一言で笑いが起こる。
母にとってはきつい運動も笑いが伴う事で心が軽くなり体も多少軽くなったもよう。

バーゲンは今日から始まって、日曜までの3日間。
服の仕立てにうるさい母は、「いいものが安く売ってる…」と嬉し顔。

通りの両側に所狭しと出された服・バック・靴・ネクタイ・日用雑貨・小物…
こんな寒い中、一所に立って商売をしている方々にはさぞかし堪えるだろう。

一通り歩いて、母は母のほしかったものを。
父にはネクタイを。私も洋服を…

「雨が降らなくてツイてたねぇ。」
「初日が一番いいんだって。ツイてたねぇ。」
「今日私お休みでツイてたねぇ。」
「席が空いてツイてるねぇ。」

帰りの電車の中で「今日は温泉行こうか」という事になり
家からそう遠くない場所にある小さなスパへ。(露天風呂が温泉なのです。)

金曜の夜。多いかな?と思ったらあまり人がいない。
「混んでなくてツイてるねぇ」
ゆっくりゆったり広いお風呂とジェットバスと温泉につからせていただいて…
冷えた体もポッカポカ。

今日もいい一日でした。感謝します!!
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by sawakichi3 | 2006-12-08 22:38 | 感謝

ツキを呼ぶ魔法の言葉

最近よく耳にする言葉だなと思いつつ、ようやく本屋さんで購入。

自分で口にしてもとても気持ちがいいし、
母に教えてあげたら母も「あぁ、そう!」と真剣に聴いてくれて
さっそく意識して使ってみているようでした。

昼間一緒にいてもお互いに口にして、夜の親戚との電話でも
隣の部屋から聞こえてくる会話の中にふんだんに出てくる。

この言葉を聴いている相手も気持ちがいいだろうなぁと勝手に想像してみた。
だって実際に聴いていた私が気持ちよかったのだもの。

今し方眠りについたようだけれど、寝る前も
「幸せだねぇ。どんどん口にしようね。」と言って会話を終えた。

本当しあわせ。

『ツキを呼ぶ魔法の言葉』 お薦めです。
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by sawakichi3 | 2006-12-07 23:29 | 知らせたいこと

ささやのおばちゃん

高円寺でケーキを頂いた後、
ライトアップされているという情報に細胞が反応し
神宮外苑のイチョウ並木へと向かったのです。

イチョウ並木の辺りって「青山一丁目」なのですね。
私知らなくて、「外苑と言えば信濃町だ!」と思っていたのです。

そして信濃町で待ち合わせをしてもらって
(待ち合わせをしていた方は「なぜ青山一丁目じゃないのか?」と疑問に思いつつ
応じて下さった。)久しぶりに信濃町へ。

信濃町には文学座があります。
昔、文学座の研究生だった頃、しょっちゅうそこに生存していました。

その頃私は新中野で一人暮らし。
バイト先は新宿三丁目。
自転車であらゆる所へ移動していました。
信濃町へも大抵は自転車でした。

私が研修課1年目の時、文学座の道路向かいに「ささや」という食堂がありました。
500円で定食が食べられる… いや、むしろお金を払って食べたことの方が少ない。
おばちゃんは、当たり前に、ごく普通に、ご飯を食べさせてくれました。
それもお腹いっぱい。当たり前に。ごく普通に。

研修課の2年目の時、おばちゃんはささやを辞めました。
30年くらいやっていたお店。私がおばちゃんと出逢った時にはもういなかった、
「おじさん」と始めたお店。

お店は辞めたけれど、そこはおばちゃんのお家でもあったので
相変わらず私は時間があるとおばちゃんの顔を見にささやへ。
お店はもうやっていないのに、変わらずにご飯を食べさせてもらっていた。
一人暮らしと知っていたから必ず「お弁当」も持たせてくれた。

おばちゃんは豪快に笑う。
下町を絵に描いたような、当時も今も私にとってとても懐かしい、
そして「ご飯」(「命」)をくれた人。
文学座を終えたあとも、私はおばちゃんに会いにちょくちょくささやに行った。
実家に帰った時、どこか出かけた時、お土産を買っては渡しに行き、
でも必ず渡した以上のものをくれる。

おばちゃんがくれるものは食べ物だけじゃない。
おばちゃんの心意気。背中。人生。愛情。
私はおばちゃんから大切なものをたくさんもらった。

一緒に浄瑠璃も連れて行ってくれた。
新内流しにも連れて行ってくれた。
交通費から何から、私が払おうとしても「なにやってんだい!!」といって払わさなかった。

与え尽くす人。
当たり前に。ごく普通に。

草加に移ってから随分ご無沙汰してしまっていたけど、
その日おばちゃんの所に行ってみた。
いるかな。出かけてるかな。元気にしてるかな。
行ってみたら1階にほんのり明かりがついていた。

引き戸を叩いてみたら、2回目でおばちゃんが出てきた。
この安心感…
人にこんな安心感を与えられる人のそばにいられたんだな私は。
そしてそんな大切なありがたい人とご無沙汰してしまっていたんだな私は。

おばちゃんは88歳。
変わらずに豪快に笑ってた。
出逢った時と変わらず、一人でしっかり生きていた。そして変わらず傍らには猫がいた。

色んな話を聴かせてもらったなぁ。
おじさんの月命日に、おじさんの小唄のテープを一緒に聴いたこともある。
おばちゃんの人生の話もたくさん聴かせてもらった。
そして芸事のことをほんとうによく知っていた。

この日の別れ際も、おばちゃんは寒いのに道路まで出て見送ってくれた。
昔から必ず外まで見送りに出てくれる。
おばちゃんのちっちゃい身体を思わずハグしてみた。
おばちゃん、本当にちっちゃかったなぁ。
ちっちゃい体で豪快に生きて、そして今も豪快に笑ってる。

また会いに行かせて頂きます。ありがとう。合掌。
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by sawakichi3 | 2006-12-04 19:09 | 素敵な先輩やお友達

めのほよう

先日、高円寺の友人宅へおじゃました時の愛すべきチーズケーキ。

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友人みんわたちゃんが選んだのが写真右、奥に写るラズベリーのチーズケーキ。
私は悩んだ末、手前のオーソドックスなチーズケーキを…

こんなおっきいホール状のチーズケーキを見て
わくわく感が最高潮に達しました。そして持続。
コストコに売っているのですって。
行ったことありませんがとても行きたくなりました。
それにしてもおいしかった…
みんわたちゃんちの冷凍庫からの登場。
一人で食べきるつもりで買ってきたものだそうです。
尊敬。そして憧れ。の想いが増しました。


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も一つオマケに頂いたかわいらしいクロワッサン。
これもほんのりオーブンで焼いて… さっくさくのおいしいパンでした。






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                 カメー。
                 男の子の名前をした彼女は、つぶらな瞳をした愛すべき存在。
                 小さな瞳の奥に、深い何かを感じさせる聡明な女の子でした。
                 何時間でも観察していたくなる魅力的な存在。憧れる…。
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by sawakichi3 | 2006-12-03 23:20 | 日常



これからの活動、日々感じる事、ここで発信出来る事がたくさんあると思います。
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